東京の地下鉄。少女は取り出したデバイスを額に取り付ける。目の色が変わり凶暴化した少女は走行する地下鉄内で凶行に及び、運転手を失った車両は脱線事故を起こす。少女の首には蝶の刺青があった。
Elizabeth から肉体を取り戻した Psylocke [Kwannon] は瞑想をしていた。そこに何者かかが強いヴィジョンを Psylocke に送る。「お前の敵は Apoth だ。Apoth を殺せ、さもなくば多くを奪われる。すべては東京の地下鉄から始まる。すでにお前の大事なものをやつは奪った。やつを止めろ。これは夢ではない。」と。
Psylocke はヴィジョンについて Magneto に説明し、事態を確認するために東京へ行く許可を求める。Magneto は Xavier の死があったばかりで(X-Force vol2. #1)、現在は戒厳令下であり認められないと告げる。しかし、Mr.Sinister なら興味を示すかもしれないと告げる。
Psylocke は Mr.Sinister を訪れる。Mr.Sinister は「ここには何かを破壊したい奴らがいるはずだ。そいつらを連れてこい。」と告げる。
Psylocke は暗殺者となる修行をしていた頃を思い出していた。師は言っていた。「お前はヤワで醜く役立たずな芋虫だ。だがいずれ蝶になる。」と。
クラコアではミュータントたちが焚き火を囲んで踊っていた。その様子を観ていた X-23 と (若い)Cable は互いに因縁をつけて殴り合いを始める。そこに現れた Psylocke は2人を家に呼ぶ。兵士である2人にはクラコアの楽園は馴染まないはずと Psylocke は2人を Apoth 討伐へリクルートをする。しかし、X-23 はまだ若い Cable はクラコアに残すべきと言う。
東京へたどりついた Psylocke と X-23。闇社会の知人に Apoth について聞くが、Apoth は実在せず都市伝説だという。 また、地下鉄の脱線事故は、脳の機能を増幅するオーバークロックとよばれるドラッグのせいだと。地下鉄脱線事故の映像を観た Psylocke は、事故を起こした少女が生き別れた自分の娘であるということを知る。娘を出産直後、暗殺者としての弱点となるという理由で、師に引き離されたのだった。娘であるという目印は蝶の刺青だった。
オーバークロックの製造元を求めて東京郊外へ向かう Psylocke と X-23。オーバークロックに侵された子どもたちに遭遇する。助けようとする2人だったが子どもたちは死んでしまう。子どもたちのうち1人が立ち上がり2人に話しかける。それは子どもの体を使って話しかける Apoth だった。「ミュータントたちよ帰れ。お前たちがいなくなればこの世界に本当の進化が訪れる」。
師との会話を思い出す Psylocke。
「お前は均衡をもたらす意志。何を求める?」「殺すに値する者」
X-23, Cable とともに Mr.Sinister を訪れる Psylocke。「議会にはわたしたちの存在は隠せ。Apoth は連れてくる。そして殺す。わたしにはチームが必要だ。」
X-23, Cable に信頼できる仲間を探すよう伝える Psylocke。
「お前たちはヤワな芋虫だ。だが私はお前たちを蝶にすることができる」
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